09

人との関係は、人生の大切な一部です。

人との関係は、仕事や目標とは別の、付け足しのようなものではありません。人生に意味を感じることや、どんな人になっていくかにも関わる、大切な部分です。

今の自分は、一人だけでつくられたわけではありません。

家族や友人、仕事で出会った人、教えてくれた人、近くで暮らしてきた人。苦しいときにそばにいてくれた人。信じてくれた人。必要なことを言ってくれた人。何でもない日を一緒に過ごしてくれた人。そうした人との関わりも、人生をつくっています。

良い関係は、大きなことを一度すればできあがるものではありません。

時間をつくる。話を聞く。感謝を伝える。正直に話す。約束を守る。必要なときに助ける。自分が間違ったときには、それを認めて、できるところから直していく。そうした小さなことの積み重ねで、関係は少しずつ育っていきます。

それは、自分が良い人間だと証明するためではありません。その人との関係を大切にしていることを、行動で表すためです。

仕事や目標、自分の成長に時間が必要なように、大切な人との関係にも時間が必要です。

良い関係は、放っておいても自然にずっと続くとは限りません。

関係は、互いを大切にし、時間をかけ、正直でいることで育ちます。うまくいかないときに、必要なことを話し、できるところから整え直すことも、その一部です。